医療法人 慶明会 湯村歯科医院

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設備のご紹介

CAD/CAM





歯科治療の際に口腔内に装着される入れ歯や被せ物は、そのほとんどが、手作業により製作されてきました。その製作工程(設計や加工)の一部をコンピュータ制御の機器に置き換える一連のシステム。これにより、作業の効率化がはかられ、品質のバラツキを抑えることが可能となり、また、従来は利用できなかった材料の利用を可能にするといったメリットがあります。

歯科用CAD/CAM装置は大別すると「歯科医院向け」と「歯科技工所(ラボ)向け」に別けられます。

「歯科医院向け」は比較的小型であり、歯科技工にあまり精通していない歯科医師にとっても操作しやすい装置となっています。

一方「歯科技工所(ラボ)向け」は歯科技工士を対象としており、装置の取り扱いに高い専門性や経験が求められるものの、「歯科医院向け」に比して、
・より加工精度が高い
・対応できるケースが広い(対応可能歯数、入歯対応 等)
・使用できる材料の選択種別が広い
などの特長を有しています。

当院では後者を導入し「当歯科医院が持つノウハウ」と「高性能なCAD/CAM装置」の組み合わせにより、従来に比して質の高い補綴物/修復物を極めて短期間で患者へ提供することが出来ます。

顕微鏡

歯科用マイクロスコープは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。医科の手術では血管や神経など肉眼では見えない手術を顕微鏡を使って行います。実は歯の治療も肉眼では見えない歯の神経や虫歯の治療が多いのです。そこで歯科用マイクロスコープを使って超精密に治療を行うようになってきました。

今までの歯の治療は直接見ることができない部分もあるため、歯科医の勘や経験で治療を行っている部分もあります。しかし、歯の形は複雑で決して勘で治療できるものではありません。歯科用マイクロスコープは今まで肉眼では見ることができなかった部分まで、確認しながら治療ができるために治療の成功率が上がり、歯の寿命を延ばすことができます。

マイクロスコープは肉眼の25倍もの拡大率で治療ができます。そのため被せ物などの精度も高められます。被せ物の際に歯を削る時や被せる時、接着する時などより高度な治療を行うことができ歯の寿命を延ばすことができます。

歯の根の治療である根管治療は通常の治療では見て行うことはできません。マイクロスコープを使うことによって細かい病変も見逃さず確認でき、複雑な形態の歯の根の中の汚れを取り除くことができます。

歯科用CT

歯科用CTとは、歯科に特化したCT装置で、コンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で、断層写真を得ることができます。

歯科用レーザー

歯科用レーザー照射により、殺菌効果や治療後の炎症や痛みを抑え、治りを早くします。口内炎・外科処置・歯周疾患処置・口内メラニン色素除去などでレーザー治療を行います。
(パナソニック製 Panalas C05Σ)


歯周検査システム

当院では、歯周病の程度をより正確に知るために、歯周検査システムを導入しています。得られた検査結果を元に、適切な治療や今後の予防法などの指導を行っています。

シリジェット

注射針が苦手な患者の為に、シリジェットという針の無い注射器を使用します。シリジェットは、スプリングやガスの圧力を用い、針の代わりとなる極細ノズルを通じて薬液を直接、粘膜下あるいは皮下組織に注入します。針でない為、痛みはありません。

電動麻酔機

従来の普通の手動注射器は、注入速度を一定にすることが難しく、痛みを伴います。電動麻酔器は、注入速度を一定に保ち、患者が感ずる痛みも最小限に抑えます。さらに予め、刺針部分に表面麻酔を行いますので、痛みを更に抑える事ができます。

院内技工室

当院では、院内に常勤技工士と技工室を設け、治療の最中、補綴物の製作で常に医師・衛生士との連携がとれるようになっています。
ちょっとした調整や急ぎの場合でもすぐに対応が可能であり、患者に適した補綴物製作を行っています。

口外バキューム

診療室内の環境を常に衛生的に保つため、診療ユニットには口外バキュームを標準装備しています。

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